ドライバー&メカニック

日野チームスガワラとは

チーム代表には、「ダカール・ラリーの鉄人」菅原義正氏の次男でこれまでも「日野チームスガワラ」のエースドライバーとして活躍していた菅原照仁氏が就任。更に新たなドライバーとして、国内外のオフロードレースで活躍する塙郁夫氏を迎えた。また、日野自動車本社にて車両開発に携わり高度な知識を深めてきた社員メカニックや、全国から公募により選抜した腕利きの日野販売会社メカニックを集める他、サポートメンバーによってチームは構成されている。

さらに、2019年春、日野自動車でも上位への挑戦を一丸となって推進するため、専任のチーフエンジニアや車両開発の最先端にいる技術者を結集させ「新生チームダカール」を社内に発足させた。また、レース開催国の販売代理店は車両整備拠点を設営するなど、HINOグループが一丸となって挑戦している。

ドライバーとメカニックについて

菅原 照仁(すがわら てるひと)

チーム代表 兼 1号車ドライバー
日本レーシングマネージメント(株)代表取締役
1972年7月13日生まれ、東京都港区出身
「ダカール・ラリーの鉄人」菅原義正氏の次男。1998年のダカール・ラリーにメカニックとして初参戦し、翌年からは父・義正氏のナビゲーターを担当。同時に国内オフロードレースやラリーモンゴリアなどで経験を重ね、2003年のファラオラリー(エジプト)では日野レンジャーを駆ってトラック部門総合優勝を飾った。ダカール・ラリー2005年大会からは親子2代の2台体制による参戦を開始し、2007年には排気量10リットル未満クラスで初優勝。2021年大会で同クラス12連覇を達成した。2019年大会を最後に父・義正氏がダカール・ラリーから勇退したことを受けて、チーム代表に就任。

染宮 弘和(そめみや ひろかず)

1号車ナビゲーター
ラリーストリーム株式会社 代表取締役
1972年5月20日生まれ、群馬県出身
全日本ラリー選手権、アジアパシフィックラリー選手権など国内外多数のラリー競技にナビゲーターとして参戦。近年は塙郁夫ドライバーのナビゲーター、コミュニケーションマネージャーとしてアメリカンオフロードレースの「BAJA1000」、アジアクロスカントリーなど、数々の競技に参戦。

望月 裕司(もちづき ゆうじ)

ナビゲーター
日野自動車(株)
1984年12月20日生まれ、東京都八王子市出身
2003年入社。パワートレーン実験部に配属され主にエンジン開発のための実験に携わる。ダカール・ラリー2021ではナビゲーターとして参戦。

鈴木 誠一(すずき せいいち)

メカニック
日本レーシングマネージメント(株)所属

毛塚 麻由美(けづか まゆみ)

メカニック
日本レーシングマネージメント(株)所属

良川 幸司(よしかわ こうじ)

メカニック
日本レーシングマネージメント(株)所属

佐藤 忠章(さとう ただあき)

メカニック
日本レーシングマネージメント(株)所属

佐藤 龍晴(さとう たつはる)

メカニック
日野自動車(株)

西山 雅貴(にしやま まさたか)

メカニック
日野自動車(株)

安藤 瑠美(あんどう るみ)

サポートメンバー
日本レーシングマネージメント(株)所属

近内 舜(こんない しゅん)

サポートメンバー
日本レーシングマネージメント(株)所属

濱井 抄太郎(はまい しょうたろう)

サポートメンバー
日野自動車(株)

車両について

1号車
ドライバー:菅原 照仁
ベース車両 日野レンジャー
(HINO 600シリーズ)
エンジン型式 A09C-TI(ターボインタークーラー付き)
エンジン形式 ディーゼル4サイクル直列6気筒
排気量 8.866L
最高出力/回転数 800PS(588kW) / 2,800rpm
最大トルク/回転数 248kgm(2,430Nm) / 1,600rpm
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション AT
前進6速・後退1速
トランスファー Hi-Loレンジ切替付、センターデフロック付
タイヤ XZL 14.00R20
車両重量 8,600kg
全長 6,700mm
全幅 2,500mm
全高 3,100mm
ホイールベース 4,170mm
燃料タンク 800L
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